介護の内容や費用について確認
前回のコラムでは、医療にフォーカスを当ててお話ししました。
今回は、介護についてお話していきます。
今回は、介護についてお話していきます。
介護サービス利用計画(ケアプラン)を検討する
在宅療養の介護については、ケアマネジャーが介護サービス利用計画(ケアプラン)を立てます。
具体的には、以下のような項目について本人や家族への聞き取り、情報収集を行います。
具体的には、以下のような項目について本人や家族への聞き取り、情報収集を行います。
- 生活状況、生活歴
- 健康状態(既往歴など)
- 認知力(意思決定)
- 社会とのかかわり
- 褥瘡の有無、程度
- 食事摂取(栄養、水分摂取)
- 介護力(介護者の有無、介護者の情報、介護の希望)
- 居住環境(住宅改修の必要性等)
- 介護認定情報
- 日常生活動作(歩行、着脱衣など)
- コミュニケーション能力(意思伝達)
- 排尿、排便(失禁の有無等)
- 口腔衛生(歯、口腔の状態)
- 問題行動の有無、内容
ケアマネジャーはこうした情報を踏まえ、どのような介護が必要かを考えます。
そして該当する要介護区分の利用限度額の範囲で、介護サービス計画を作成し、提示します。
示された計画に本人・家族が同意すれば、介護サービスの利用開始となります。
在宅での介護が始まった後も、ケアマネジャーは月1回以上、利用者の自宅を訪問し、プランがうまく機能しているかという評価を行います。
そしてプランに無理があるとき、また病状や家族の状況などが変化したときは、そのつど計画の見直しを行います。
そして該当する要介護区分の利用限度額の範囲で、介護サービス計画を作成し、提示します。
示された計画に本人・家族が同意すれば、介護サービスの利用開始となります。
在宅での介護が始まった後も、ケアマネジャーは月1回以上、利用者の自宅を訪問し、プランがうまく機能しているかという評価を行います。
そしてプランに無理があるとき、また病状や家族の状況などが変化したときは、そのつど計画の見直しを行います。
介護保険サービスの費用の目安
介護保険サービスの費用は、要介護の区分によって利用限度額が決まっています。
利用者の自己負担は、利用料の1割または2割です。(所得によって異なります。)
例えば、要介護3の人が利用限度額いっぱいに介護サービスを利用したときは、月の自己負担額は1割負担の場合で約2万7000円です。
ただし、介護サービスの自己負担額が高額になったときは、限度額を超える分が支給される高額介護サービス費という制度があります。
これに該当する人は、住んでいる地域の自治体から案内が届くので、必要事項を記入して申請してください。こうした制度を活用すれば、介護にかかる費用を押さえられます。
利用者の自己負担は、利用料の1割または2割です。(所得によって異なります。)
例えば、要介護3の人が利用限度額いっぱいに介護サービスを利用したときは、月の自己負担額は1割負担の場合で約2万7000円です。
ただし、介護サービスの自己負担額が高額になったときは、限度額を超える分が支給される高額介護サービス費という制度があります。
これに該当する人は、住んでいる地域の自治体から案内が届くので、必要事項を記入して申請してください。こうした制度を活用すれば、介護にかかる費用を押さえられます。